最近コンテンツ販売なり情報発信なりを教えてる人が増えてきたように思えるけど、いろんな人の発信を見ていて、「みんな肝心なこと伝えてくれてないな」と思ったので今回筆を執った。
さて今回お伝えしていくのは、
本当に売れてる人だけが理解している、
「テクニックやノウハウより先に知るべきこと」。
もしあなたが「自分の知識を商品としていきたい」と思ってるなら、これを知らなければ、ファンがゼロで売れないままのダメダメ情報発信者として挫折していく未来が待っているんだろうな、と私は思う。
とりあえず結論から言うと、
情報発信する上で理解しておくべき大事なことは、
お客さんは『何を買うか』ではなく『誰から買うか』で商品を買うかを決めている
ということ。
ここをわかって発信していける人には意図せずともファンができる。そして自然と売れる。
これがファンを獲得できるかどうかの差であり、売れる人・売れない人の差。
これは私がアパレル販売員を5年経験し、
接客を通して身にしみて感じたことだから間違いない。
ファンができると、顧客になる。
顧客ができると、安定して売れる。
つまり顧客を持つことができれば、
「売れない人」から脱却できる。
と思うんじゃないかな。
というわけで今回は、「売れる人・売れない人」というテーマで、私の経験を混ぜながら、「どうしたら顧客をつくり、売れる人になれるのか?」をメインに話していこうと思う。
私が普段から接客をしててわかったことがひとつある。
それは、
そもそもお客さんは「自分にあったいいものはないか」というのを探してお店に来る、ということ。
でもこれよく考えてみると、どんなビジネスでも同じことが言えるのよね。
だから今この記事を「ふうん、そうなんだ」と他人事のように思いながら読んでる人には忠告しておきたい。
この考えを知っておくのは、他人事じゃないよ。
しっかりあなたの中に取り込んで、持ち帰ってくださいね。
さて、話は戻って。
お客さんの中には、「これがほしい」というハッキリした目的があって来店する人も確かにいるけど、
ほとんどのお客さんは「私の話に共感してくれる誰かと話したい」とか、「自分にあったものはないかな」という気持ちでお店に来る。
そう思ってるっていうことに気づいてないのがほとんどだけどね。
で、商品が並んでいるのを見る。
いいものないかな?と探しながらね。
でも大体の人が疲れちゃったり飽きたりする。
なぜか?
人というのは、選択肢がたくさんありすぎると
選ぶのをやめたくなる生き物だから。
「たくさんの中から選ぶ」というのが面倒だと思ってしまうのよね。
これって生まれながらにしてそうで、子供の頃にたくさんおもちゃを買われても、全部が全部遊びきれない。
何があるかすらも把握しきれない。
この習性はいくら歳をとろうが同じ。
だからお客さんは、たくさんの商品の中から、「自分が納得できるものを、知識のある人から提案してほしい」と潜在的に思っている。
たとえば好きなアイテムを3つ用意してもらって、「あとはそこから選ぶだけ」にしたいと、無意識に思ってるってこと。
だから接客をしてオススメ商品を紹介&提案する「販売員」という役柄が必要になる場合がある。
こうやって考えると、どんなビジネスにおいても、お客さんが「ほしい」と思ってる選択肢を与えてあげると売れる、というのがなんとなーくわかるかな?
…しかしここで問題が。
売る側からしてみると、
お客さんに提示する選択肢をつくるにはヒアリングが必要になる。
お客さんがどんなものが好きなのか、
どんなものを探しているのか、とかね。
じゃあそのためにどうするかというと、
お客さんとの日常的な会話の中で、
自分というキャラをアピールし、親近感を持ってもらう。
そうして互いに打ち解けていき、お客さんの求めるものを引き出していく。
そしてお客さんが心を許してくれて、
こちらからお客さんの悩みを解決してあげられる商品を提供できたとき…
さあ。
一体、何が起きると思う?
「接客してくれたのがあなたでよかった」
こう言われるの。
これが、「お客さん」から「あなたのファン」になる瞬間。
また「こんな商品ほしいな」と思うときがあったなら、
必ずあなたのところにやってくるだろう。
つまりリピーターになるわけだ。
こうなればあなたに自信がつくことは間違いないだろう。
しかしこれは、小手先のノウハウやテクニックをちらつかせ提供していく、いわば「情報提供」だけでは絶対に獲得できないもの。
だって情報提供だけするなんて誰でもできるし、自己開示もクソもないからね。
誰からも得られる情報なら、2秒でググったほうがマシ。
情報量では世界のグーグル先生に勝てるわけないし。
だから私はお客さんに自己開示してこそ、ファンになってもらえると思ってる。
私が普段から「ただ学んだことを言っているだけでは意味がない」と言ってる理由がこれ。
Twitterも同じ。
「何を言っているか」ではなく「誰が言っているか」がファンを作るカギ。
言ってることはインフルエンサーと同じでも、人それぞれ経験してきたことや考え方、人生の背景が全く違う。
そういった経験などを自分が学んだ内容に乗せて言うだけで、「誰が言っているか」の「誰」という部分をハッキリさせることができ、お客さんに「あなた」という存在を認知してもらいやすくなる。
「認知活動」とか言って、リプ周りだのいいね周りだのギブ企画だのやってる人たちがいるけど、
その行動をした結果って、「ただ認知活動しまくってる人」としか認知されないのよね。
これ、非常にもったいないなと私は思う。
認知活動に時間を消費するくらいなら、「あなた」という”唯一無二の人間をアピールする時間”に変えたほうがいいよ。
あと、「ライティングやクロージングができればフォロワー少なくても売れる」と言ってる人たちもいるけど、
(言ってることは間違ってない)
そもそも論、あなたとお客さんとの間に信頼関係があって、お客さんが納得してくれる商品を提案することができれば、なんだって売れるのよね。
お客さんの気持ちを、「あなたから買いたい」という状態にすればいい。
(そのために接客力が必要になってくるわけだけども)
つまり、「ライティングやクロージングができればうんぬん…」と言ってる人たちが言いたいのは、
接客力があることを前提として、そこにライティングやクロージングといったビジネステクニックが加わると最強になるよって話。
だからテクニックばっか鍛えたりノウハウばかり集めても、
売れるわけがないの。
接客力を身につけて、お客さんと信頼関係を築くのが先。
間違ってもお客さんのことを「お金」として見てはいけない。
てかそれ、そもそも人として最低だし、下心っていつか必ずボロが出る。
…ボロが出るとどうなると思う?
それまで積み上げてきた信頼が一気に崩れる音が聞こえるだろうか?
信頼が崩れるのはほんの一瞬。
崩したいなら超カンタン。
嘘ついて「嘘でした〜」って言えばいいだけ。
やりたきゃやってみて。笑
そうなりたくなければ、常に自分に正直に。
逆にそのほうが、あなたの考えに賛同して付いてきてくれる「ファン」が増えやすい。
だから「実績ないのにこんなこと言ってもいいのかな…」とか「こんな過去さらけ出すのは…」みたいに、恥ずかしがらなくていい。
実績になんてこだわらないで。
人間くさいほうがドラマがあって面白いに決まってるんだから。
そのへんの「本当は稼げてないなんちゃって成功者」が言ってるようなテクニックやノウハウどおりに書いた文章ってまあつまんないよ。
まるで教科書みたいなの。
ライティングスキルをゴリゴリに使って書いた文とかめっちゃ怖いよ。私なら怪しすぎて読みたくなくなるね(笑)
例として書くけど、たとえばこんな感じ。↓
…どうでしょう?
なんか不気味だしめっちゃ怪しくない?笑
私ならこんな文書く人からは学びたくないと思っちゃう。かなり身構えます。笑
だから人間くさいくらいが面白いのよ。キャラも立つし。
と思ってる。
考えてみてほしい。
あなたは感情ゼロのロボットのファンになれる?
…つまんなくて無理だと思うのよね。
だって私たち、にんげんだもの。
(ちなみに私のことを好きと言ってくれる人は、「あなたハッキリした物言いで面白いね。普通の人は褒めてくれるだけなのに(笑)」って言ってくれます。もの好きよね😂ありがたい。)
…さてさて。今回はここまで。
思った以上にかなり本音で書いてしまったけど、いかがだったでしょうか。
今回の記事で、
「ビジネスって案外簡単そうだな」
「自分にでもできそうだ」
こう思ってくれたら嬉しいなと思ってます。
今度はネタが溢れてくる秘訣やコンテンツの質の上げ方でも書いてみようかな〜と思う。
「こんなこともっと知りたい」「こういうときどう考えたらいい?」とかあればぜひぜひ感想&質問ください。
あなたの声が私の活動の源です。
なので正座してお待ちしてます。笑
感想はこちらのツイート↓を引用RT、もしくはDMにて。
https://twitter.com/suzu_ma_ma/status/1471123036216885250?t=SPm8CnrGMN5HhkUxXjQImw&s=19
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熱い感想くれた方は、今後の記事内でご紹介させていただくかも。
ではでは今日はこの辺で。Bye。
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