少し前の私はよくそんなふうに思っていた。
発信する側なんだから、めちゃくちゃ有益なことを常に発信していかなきゃ、みたいな。
同じ人、多いのではないだろうか。
自分にとっては当たり前なこと。
十分理解していること。
それらは知識として常に自分の頭の中にあって、必要なときに頭の中の引き出しを開ければ、すぐに出せるようになっているはずだ。
「自分にとってはその知識を持っていることが普通」だとしても、とりあえずこういうnoteやTwitterなどの無料ツールを使って、世に出してみてほしい。
あなたの投稿を、パッと目についた人が読む。
そしてあなたが書いている内容が、その人が知り得ないことだったら?
あなたにとって当たり前のことでも、読んだ人にとっては嬉しい、助かる、そんな情報かもしれない。
そうなったとき、それだけであなたは誰かの役に立てたってことになる。
私がここであなたに問いたいのは、
これを読んでいるあなたは、せっかく有益な情報をすでに持っているはずなのに、
「コンテンツの作り方がわからない」とか「どうやってマネタイズできるのかわからない」とか、
『ノウハウを手に入れなければ』とどこかで思い込み、前に進めずつまずいて、本当のあなた自身を発信できていない状況にいるのではないか?ってこと。
もしそうだとしたら本当にもったいないと思う。
今すぐに『あなた自身の言葉で』発信を始めてほしい。
たしかにある程度のノウハウは大事だろう。
テクニックも。
それこそ「発信材料」になるから。
でも、これから先の話をすると、ノウハウやテクニックを手に入れたところですぐに稼げるようになるわけではない。
継続してマネタイズするというのは、そんなに簡単ではないのだ。
これは私が2年間ビジネスを学び経験してきたことだから言えると思っている。
一時的に100万円稼ぎたい、とかなら薄利多売でその辺にある情報をあたかもすごいものかのように見せて売ればいいい。
しかし「継続させる」となると、話は変わってくる。
そもそも継続させるのが簡単ならみんな稼げてるし、挫折したりしないだろう。
結果を継続させるには、ある程度の「下積み」は必要なのかなと。
情報発信の世界に限らず、どんな人にでも下積み時代はある。
今や「一流芸能人」と呼ばれている、あの人にだってあるはずだ。
だれにでも下積み時代があるのなら、知識ゼロの状態から、新しい知識を常に吸収し、アウトプットしていくのが、情報発信という世界においての「下積み時代」といえるのではと思う。
考えてみてほしい。
誰だって「新入社員」という時代を経験したことがあるはずだ。
それなのに、情報発信でマネタイズしていくとなったら、いきなり「社長」になろうとしている人が多いように思う。
いきなり「社長」になろうとするあまり、
どうやったら文章が上手くなるのか?
どうやったら面白いコンテンツが作れるようになるのか?
こんなふうに思って、その答えを探し続けていては、ずっと成長しないままだ。
どんな会社でも、「新入社員からどんどん出世していき、最終的には社長になる」というルートは存在すると思う。
ただ、情報発信の世界では、その「社長」の椅子に座れるようになるまでのスピードが早いってだけで、それが個人でできるってだけなんだと思う。
その目的に達するために、成長する必要があるのではないだろうか。
成長したいなら、たくさんアウトプットしてみる。
アウトプットの方法は、文章だって動画だって音声だってなんだっていい。
そうやって常に知識を吸収し、自分なりに吐き出していきながら、成長していけばいいのではないかと私は思う。
あなたの中に眠っている知識をとどめておくのはもったいない。
このnoteは思いついてほんの10分ちょっとで書いたし、最近は「すずさんの文章ってキレイで読みやすい」と言われるまでになった。
しかし私だって最初からこんなにスラスラと文章が書けたわけではない。
最初の頃なんて読みづらい文章しか書けなかった。
でもこうやってスラスラ書けるようになったのは、この2年間でいろんな人の文章を読んで、たくさんの文章を書き続けてきたからだと思う。
何事もトライ&エラー。
文章書くとか喋るとかなら、やってみて損になることってない。
むしろ第三者から反応をもらえるので得しかない。
自分以外の人の客観的な声って、自分では気付けないことばかりが聞けて、ブラッシュアップの材料にしかならないから。
どんどんどんどん、成長していける。
とりあえず、あなたが今持っている知識をアウトプットすることから始めてみては。
では今日はお酒飲んでゆっくりするので、この辺で。
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