「売ること」ばかり考えると売れなくなる問題。

マーケティングについて学んでいると、Twitterだけでなく、書籍なんかでも「売れる〇〇」という言葉が飛び交っている。

まあ、そういうものが売れているんだから、一定層需要はあるんだろうけど、私はその「売れる〇〇」という言葉があまり好きではない。

「売れる〇〇」という言葉が好きではないと聞いて、

「ビジネスやってる人間のクセに、今更何言ってんの?」

「コンテンツビジネスとかって、商品売るのが仕事なんじゃないの?」

と思う人も中には居るのではと思う。

今日の記事は、そんなあなたにこそ読んでほしい。

さて、なぜ私が「売れる〇〇」という言葉が好きではないのかというと、「売る」というのは、「買う」という行動の結果にすぎないからだ。

お客さんに買ってもらってはじめて「売れた」と言える。

考えてみれば当たり前なのに、なぜか多くの人が「売ること」にフォーカスして発信したり、商品を作ったりしている。

「こうすれば売れます!」
「売るためにはコレとコレが必要です!」
「どうやったら売れるだろうか…?」

といった感じだ。こういうのは、あなたもよく聞いたことがある言葉だろう。

まあ、人というのは基本一人称視点で生きているものだから、そうなるのも仕方がないだろうし、そういう人が多くなってしまっている事実にも納得はできる。

だからこそ、「買うこと」にフォーカスしてどうやってビジネスを組み立てていけばいいのかを考える必要があると、私は思う。

「どうやったら売れるか?」「売るためには何が必要か?」なんて思考は、めちゃくちゃエゴなのだ。
売る側のエゴ

だから、「売れない!」と言っている人は、こんな疑問を抱くだろう。

「”セールスレターの型”にあてはめて、メチャクチャ多い文字数を頑張って書いたのに、自分の商品はなんで売れないんだろう??」

「毎日Twitterで必死に声かけしてるのに、なんで誰も振り向いてくれないんだろう?」

こんな疑問を抱いてしまう理由はかんたんだ。

それは、

「買うこと」にフォーカスしないまま、「とにかく行動だ!」と、これまた根性論にアタマとカラダを任せ、「買う側の気持ち」を考えていないからだ。

だから、そういう人が売れるようになるためには、まず「買うこと」にフォーカスして、ビジネスを組み立て直す必要がある。

たとえば、

「この商品の値段は本当に適正なものだろうか?(もしかしたら自分の利益をイチバンに考えていたかもしれない)」

とか、

「この商品のなかみは、本当に喜ばれる/感謝されるものだろうか?(買う側からしたら、もしかするとペラペラな内容で、本当の価値提供ができていないかもしれない)」

とか。

もし「なかなか売れない」と感じているのなら、こういった感じで、自分の作ろうとしている商品・サービスに対して問いかけながら、一度細かく見直して見る必要がある。

正しく見直して修正ができれば、それだけで実績に関わらず売れるようになる人も出てくるだろう。

目次

まとめ

さて、今回の話をまとめると、

商品をちゃんと売るためには、
(「商品がなかなか売れない」という人は特に)

  • 真っ先に「売ること」を考えない

  • なにか新しく商品を作るときには、まず「買うこと」から考える

  • 売れないものがある場合、「自分の提供しようとしている商品・サービスを買うことを考えたとき、本当に喜ばれ、感謝されるものか?」などと細かく見直してみる

と、こんな感じ。

これはどんな商品やサービスにも使える考え方なので、ぜひ、お試しあれ。

それではまた😌

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この記事を書いた人

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