質問。あなたの「強み」ってなんですか?と聞かれて、
あなたは答えられますか?
巷では「自分らしさを大切にしよう」とか「強みを武器にすれば勝てる」みたいなことを言っている人が増えてきたように思う。
とか言う私もそう言っているうちの一人だが、ギラギラしたサムネイルやアイキャッチのコンテンツは、個人的に好きではない。
見ただけで怪しいし、見ただけで、なんとなく気持ちが疲れてしまうからだ。
「私はシンプルなものが好きだ」というのも、そういうのが好きではない理由だろうと思う。
(なので私のnoteやブログの見出し画像はシンプルなものが多い)
そしてその「シンプルなものが好き」というところに「自分らしさ」が出てくるのかなとも思うし、(ビジュアル的な面で)自分を着飾ったり誇大表現していないからこそ、自分の発信に自信が持てて、自分の発信を好きでいられるんだと思う。
こうして「自分らしさ」についてボンヤリと考えていて思ったのが、「自分らしさ」とか「魅力」って、服と似ているな、ということ。
流行りのものが好きな人だっているし、かわいいもの、かっこいいものが好きな人だっている。
いろんなテイストのファッション雑誌が毎月発売されているのも、その雑誌ごとに「魅力」があるからだ。
流行の最先端を行きたい人は流行のファッション特集が組まれているような雑誌を買うだろうし、我が道を行くタイプの人は、自分の好きなテイストのファッションが載っている雑誌にしか興味がないわけで。
こうやって考えると、「二番煎じ」、つまり「誰かと同じ」発信をするというのは、自分らしさを殺してしまっているのではと思うのだ。
”ビジネス界隈のTwitterでうまくいっている人”―いわば「インフルエンサー」―の発信を見ていると、「見るからにスゴそう」な画像ばかりがコンテンツのアイキャッチや見出し画像として使われていることが多い印象だ。
そういう人たちばかりを見てしまうと、「うまくいっている人のマネをして、自分もギラギラしたような画像をアイキャッチに使わないと商品が売れないのでは?」と思ってしまい、結果、望んでもいないのに二番煎じ的な存在になってしまったりする。
で、誰も振り向いてくれないし、迷走する。
これはかつて、私も経験した。
…が、インフルエンサーのマネごとをしている自分に、自分で納得がいかなかった。
「私はこんなことがしたかったんだっけ?」と、自分が嫌いになりそうだった。軽い自己嫌悪だ。
それを経験してからは、「”本当の”自分らしさを殺さずに発信していけばいいんだ」ということに気づき、着飾ることなく、ありのままで日々発信をしている。
この発信スタイルに切り替えてからは、おのずとファンもついてきた。逆オファーすら来るように。
いままで押し殺していた「自分らしさ」が、「強み」となった。
人には人それぞれの魅力がある。
そして顔も声もわからないインターネット上では、その「魅力」が価値となる。
だから私は、「魅力(自分らしさ)」が真の「強み」なんじゃないか?と考えている。
もしこれを読んでいるあなたが「成功者のマネをしろ」というコトバをまっすぐに受け取って、そのコトバどおりに努力しようとしているのなら、
一度立ち止まって、「果たして自分の本心はそれをしたいのか?」ということを考えてみてほしい。
あなたにはあなたの魅力が必ずある。
ギラギラと着飾る必要はない。
だまされたと思って、自然体のままのあなたで発信してみてほしい。
きっと、自然とファンがついてくるだろう。
人は魅力的な人のところに集まる。
成功者の二番煎じでは、とても魅力的とは言えないだろう。
だから、あなたはあなたのままでいいんだ。
ほかと比べて優劣をつける必要はない。
私は、ありのままの私が好きだから、ストレスなく発信できている。
あなたは、どんな自分が好きだろうか?
この記事で、あなたがあなた自身の魅力に気づいてくれることを願う。
それでは、また。
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